撮影機材
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バックラッシュ調整 完昨夜(未明)にA-VX赤道義のファーストライト(調整後)のテストをしました。
今回は対象をお月様に絞り、素早く切り上げます(寒過ぎる為)
ベランダに機材を設置しガイド鏡、制御PCも無しの単体での評価です。
適当にバランスを取り、適当に極軸も合わせ(見えないのでコンパスによる)
ワンスターアライメントでシリウスを・・・自動導入・・・出来ません(当然)
極軸調整ネジ(赤道義と三脚の固定用)でなるべくシリウスに近付け、後はハンドコントローラーで調整し導入(要するにアライメントしてないレベル)
で月に合わせると何とかカメラのファインダーに入って居るでは無いですか!
「おお!!」少し期待が持てました。
その後、手早く月を撮影、終了後。
ベテルギウスを導入(西の空)・・・RAのズレは有りますがDEC側のズレは無さそうです。
「ベテルギウス」R200SS+AVX+EOSKissX7改(ISO1600・30s・00:20頃・自宅ベランダ)
いい加減な極軸合わせで、30秒持てば取り敢えずは大丈夫では無いか?と思う(自己責任)
星の周囲4隅にゴースト様が出ているが薄雲の影響か?PR -
バックラッシュ調整 #2
やはり、第2回目となりました。
10月末に試写(可動テストが正しい?)を行ったのですが「メタメタ」でした。
見事に、流れ流れて固定撮影よりも酷い状況に・・・Orz・・・。
しかし理由は解りません、恒星駆動時に「カッ!カッ!」と言う変な音も無くなって居ません。
まあ、「分解したのが酷くなった原因」は承知の上ですので再度分解を行いました。
「愛機AV-X分解写真」今回はとりあえずガタが確認できた赤経のみの調整をする事にした。
ウォームギヤ部分・・・今回これも分解してベアリングの締め込み量も調整した(果たして?)
ウォームの相手・・・かなり丈夫な感じを受けるが・・・?
DCサーボモーター・・・特に可不可無し、トルクUP用?のリングをマスキングテープで固定した。
モーターのベースとウォーム側は一体である。
5本のネジでガタを取るらしい?(正直、良く解らない)ので適当に閉めこんでいく。
まず、横からのネジ2本を軽く締め、下からのネジ2本も軽く締め仮止め。
横ネジ2本を均等に閉めるとウォームが固くなるので下ネジ2本を閉めるとウォームは軽くなる。
これを繰り返し良さそうな位置を見つけたらイモネジでテンションをかけてガタが無ければ良いのかな?(筆者は責任は持てません、自己責任で)
その後ピニオンとスパーのバックラッシュを最小にして終了。
今回はガタが無い様に組んだ積りだが・・果たしてきれいに動いてくれるか謎? -
バックラッシュ調整 #1※忘備録※
昨夜、A-VX赤道義のバックラッシュ調整をしました。
初分解に興味津々で挑みます。
サイエンスゼロを見た後に開始(AM12:00~←アホですね~)
1:上側(DEC=赤緯)のモーターカバー(上)を外す。
2:モーターと基盤をつなぐコネクターを外す。
3:RA軸=赤経クランプを緩め半回転、下側のモーターカバーを外す。
モーターがむき出しになるので
4:真鍮ギヤ(ピニオン、スパー)両方共イモネジを緩める(合計4個)
これで真鍮のギヤが外れますのでグリスをきれいに掃除してしまう。
(万能シンナーに漬けてティッシュで取りました)
初ですので、あちらこちらをチェックしながら1時間程かけました。
ピニオン、スパーは外径が同じで、軸の太さが違うので間違える事は無いです。
5:モーターをマウントから外す(3本のボルトで固定されています)
6:モーターはDCサーボモーターと言うタイプでお尻側にエンコーダー、出力軸側にギヤユニットと言う作り(形は違えどラジコンのサーボと同じ)
※御世辞にも良い物とは言えず(X_X)・・・まあ、こんなものか?程度。
どこが?と聞かれるとギヤユニット・・・出力軸の受けはメタルでガリ出ます
(軸はメッキで目立つ傷は無いのでメタル側でしょう)
遊びが有るのですがアウト側に引っ張ると軸に固定された平ギヤがケースと干渉。
気になったので薄いワッシャを入れましたが問題無く収まりました・・・「シムレベルじゃねえのかよ?」と驚きます。
モーターの外周にプレスリングがはめて有ります、おそらく磁力増強やアースでしょう?
ただはめてあるだけなんで心もと無い、マスキングテープで固定し密着度を増やしました。
7:DEC上方の鏡筒マウントを外します(ボルト4本)
裏にたっぷりグリスが塗ってあります(シリコン系?)、拭うとざらざら・・・バリ?
気分的に気色悪いのでペーパーかけちゃいました。
8:DECのスパー軸(ウォームギヤ)ユニットを外します、
下側のボルトを2本、横からの2本を外すと、DEC軸がお目見えです。
これは上方へスライドすると抜けますので、ゆっくりと引き抜きます。
力のかかる回転部分ですので重要部分です、グリスを拭うとキラキラと金属粉が混じっています。
はてさて、密着している部分ですので触診でバリが無いか確認すると・・・
気になる物は無い様ですので摺動的な物でしょう?(ウォームかな?)
9:ウォームユニット側は真鍮のギヤですグリスが端に固まっていますので全体に馴染ませます。
(それほど汚れていませんので一安心)
両軸ベアリングですので問題無いでしょう?(2BBだったら?とか考えてしまいます)
さあ、組み付けです。
10:DEC軸リングにはフッ素グリスを塗りまして装着。
11:ウォームユニットは横からの固定ボルト2本の閉め具合でバックラッシュを調整する様で
2本のボルトの間にイモネジが有ります・・・締め付けの微調整用だと思われます。
最初に下側の固定ボルト2本を仮止め、横の固定ボルト2本で調整を取りながら固定するかな?
ウォームが渋かったらイモネジで浮かす様にして固定ボルトを締める、だと思われます。
単純に緩めただけだと脱落ですのでイモネジでテンションをかけボルトを固定する方向。
※自己責任でお願いします※
12:DC・SXモーターは3本で仮止め(スライド出来る程度)
13:ピニオン・スパーを固定する・・・スパーは固定(基準の位置)ピニオンは仮止め
14:ピニオンのバックラッシュ調整をして(私は薄紙一枚分にしました)センター側(外側)のボルトで仮止め(なぜ3本なのか解りました)
15:ピニオンを外し3本のボルトでDC・SXモーターを固定
16:ピニオンギヤのバックラッシュを再度確認し、問題なけなければイモネジ2個で固定
17:一度配線をつなぎモーター、ギヤの動作確認を取ります。
問題はなさそうです。
18:モーターユニットカバー、鏡筒マウント(固定クランプボルトも確認しておくと良い)を取り付け・・・終了。
※RA側※
1:モーターユニットカバーの上側を外す
2:下側を外すのだが・・・外れない・・・時間が無いのでここまでで作業を進める
3:ピニオン、ウォームを外しDECの時と同じ手順で清掃、組み付けを行う。
変な音の原因がRA側と判明(ピリオディックモーションに関係している事まで突き止めた)
RA軸に少しガタが有る(遊びなのか不明)為と判明したが時間切れの為
(DEC側より複雑な為焦りは禁物)
ピニオンとスパーのバックラッシュ調整にとどまる。
4:逆の手順でカバーを固定し終了
電源投入し稼働確認・・・問題無く恒星駆動をしている様で一安心。
※RA側の異音が何時再発するかわからない不安が残ったが次回に繰り越し※ -
R200SS光軸調整(忘備録)昨夜、R200SSの主鏡の清掃、光軸調整をしました。
半年ほど屋外使用でそのままでしたから盛大に汚れてました。
汚れの大半は埃(は直ぐついてしまうので無視)ギラギラした油脂?の様です。
まず、主教を鏡筒後部のネジを取りマウント事外します。
そのまま、洗面所で
1:主鏡に手で水をかけ表面の汚れを落とす。
2:中性洗剤を数滴垂らし。
3:水を手でかけて洗剤を緩くし・・・鏡をくゆらせ全体に行きわたる様に・・・
1分程したら手で水をかけて浮き上がった汚れを落とす(決して長時間洗剤に漬けない事)
4:水道流水を弱くして鏡全体を流(一処では無く全体)す。
5:洗剤を数滴垂らし手で水をかけ緩める。
6:指の腹で優しく全体を洗う(洗剤を伸ばしていく感じ)
7:流水で流す(これも一か所では鏡を動かしながら全体に)
8:よく水を切る(鏡を斜めにして)
9:残った水滴は尖らせたティッシュの先で吸い取る。
10:ドライヤーで乾かして終了
書くと、結構手間をかけてる事が判ります。
鏡筒に主鏡を戻したら、光軸調整。
調整用十字アイピース、オートコリメーター、LEDトレース台、ドライバー、六角レンチで調整。
・十字アイピースで斜鏡をセンタリングさせた後
・オートコリメーターで主鏡を調整。
過去のように色々な機材を駆使する必要が無い為か?調整しながら、ふと
「斜鏡がセンタリングできれば主鏡のセンターって変わらないんだよなぁ?」と気が付きました。
R200SSの良い処で斜鏡と主鏡間の距離が無調整で済むようになっているからです。
最も鏡筒が凹んでたりすれば軸が大きくずれるので別問題ですが・・・。
そんな感じの光軸調整をして睡眠へ移行しました。