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What Color is The Midnight Sky ?

東京のはずれに住んでいます、自称「アマチュア天文家」 趣味の一つである「天体観測、写真、筆者の日常」を 日記風に不定期更新します。 ご興味ある方はお気軽にコメントください。

バックラッシュ調整 #1

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バックラッシュ調整 #1

※忘備録※
昨夜、A-VX赤道義のバックラッシュ調整をしました。
初分解に興味津々で挑みます。
サイエンスゼロを見た後に開始(AM12:00~←アホですね~)
1:上側(DEC=赤緯)のモーターカバー(上)を外す。
2:モーターと基盤をつなぐコネクターを外す。
3:RA軸=赤経クランプを緩め半回転、下側のモーターカバーを外す。
モーターがむき出しになるので
4:真鍮ギヤ(ピニオン、スパー)両方共イモネジを緩める(合計4個)
これで真鍮のギヤが外れますのでグリスをきれいに掃除してしまう。
(万能シンナーに漬けてティッシュで取りました)
初ですので、あちらこちらをチェックしながら1時間程かけました。
ピニオン、スパーは外径が同じで、軸の太さが違うので間違える事は無いです。
5:モーターをマウントから外す(3本のボルトで固定されています)
6:モーターはDCサーボモーターと言うタイプでお尻側にエンコーダー、出力軸側にギヤユニットと言う作り(形は違えどラジコンのサーボと同じ)
※御世辞にも良い物とは言えず(X_X)・・・まあ、こんなものか?程度。
どこが?と聞かれるとギヤユニット・・・出力軸の受けはメタルでガリ出ます
(軸はメッキで目立つ傷は無いのでメタル側でしょう)
遊びが有るのですがアウト側に引っ張ると軸に固定された平ギヤがケースと干渉。
気になったので薄いワッシャを入れましたが問題無く収まりました・・・「シムレベルじゃねえのかよ?」と驚きます。
モーターの外周にプレスリングがはめて有ります、おそらく磁力増強やアースでしょう?
ただはめてあるだけなんで心もと無い、マスキングテープで固定し密着度を増やしました。
7:DEC上方の鏡筒マウントを外します(ボルト4本)
裏にたっぷりグリスが塗ってあります(シリコン系?)、拭うとざらざら・・・バリ?
気分的に気色悪いのでペーパーかけちゃいました。
8:DECのスパー軸(ウォームギヤ)ユニットを外します、
下側のボルトを2本、横からの2本を外すと、DEC軸がお目見えです。 
これは上方へスライドすると抜けますので、ゆっくりと引き抜きます。
力のかかる回転部分ですので重要部分です、グリスを拭うとキラキラと金属粉が混じっています。
はてさて、密着している部分ですので触診でバリが無いか確認すると・・・
気になる物は無い様ですので摺動的な物でしょう?(ウォームかな?)
9:ウォームユニット側は真鍮のギヤですグリスが端に固まっていますので全体に馴染ませます。
(それほど汚れていませんので一安心)
両軸ベアリングですので問題無いでしょう?(2BBだったら?とか考えてしまいます)
さあ、組み付けです。
10:DEC軸リングにはフッ素グリスを塗りまして装着。
11:ウォームユニットは横からの固定ボルト2本の閉め具合でバックラッシュを調整する様で
2本のボルトの間にイモネジが有ります・・・締め付けの微調整用だと思われます。
最初に下側の固定ボルト2本を仮止め、横の固定ボルト2本で調整を取りながら固定するかな?
ウォームが渋かったらイモネジで浮かす様にして固定ボルトを締める、だと思われます。
単純に緩めただけだと脱落ですのでイモネジでテンションをかけボルトを固定する方向。
※自己責任でお願いします※
12:DC・SXモーターは3本で仮止め(スライド出来る程度)
13:ピニオン・スパーを固定する・・・スパーは固定(基準の位置)ピニオンは仮止め
14:ピニオンのバックラッシュ調整をして(私は薄紙一枚分にしました)センター側(外側)のボルトで仮止め(なぜ3本なのか解りました)
15:ピニオンを外し3本のボルトでDC・SXモーターを固定
16:ピニオンギヤのバックラッシュを再度確認し、問題なけなければイモネジ2個で固定
17:一度配線をつなぎモーター、ギヤの動作確認を取ります。
問題はなさそうです。
18:モーターユニットカバー、鏡筒マウント(固定クランプボルトも確認しておくと良い)を取り付け・・・終了。

※RA側※
1:モーターユニットカバーの上側を外す
2:下側を外すのだが・・・外れない・・・時間が無いのでここまでで作業を進める
3:ピニオン、ウォームを外しDECの時と同じ手順で清掃、組み付けを行う。
変な音の原因がRA側と判明(ピリオディックモーションに関係している事まで突き止めた)
RA軸に少しガタが有る(遊びなのか不明)為と判明したが時間切れの為
(DEC側より複雑な為焦りは禁物)
ピニオンとスパーのバックラッシュ調整にとどまる。
4:逆の手順でカバーを固定し終了
電源投入し稼働確認・・・問題無く恒星駆動をしている様で一安心。

※RA側の異音が何時再発するかわからない不安が残ったが次回に繰り越し※

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